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🔰 この記事について
この記事では、下垂体後葉ホルモンについて、
図解を用いてわかりやすく解説しています。
下垂体後葉から分泌されるホルモンの種類や、
分泌を調節するしくみ・主な作用について、
国家試験や定期試験で押さえておきたいポイントを
コンパクトに整理しました。
※ 5択クイズは 別記事 に掲載しています。
🖊️ この記事で学べる内容
以下の項目について、
重要ポイントをまとめています。
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▶️ ホルモンの分類と作用機序
▶️ 視床下部ホルモンの役割
▶️ 下垂体前葉ホルモンの種類と作用
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🩺 学習の進め方
本シリーズは
「5択クイズ編」+「要点解説編」 の2本立てです。
📌 おすすめの学習ステップ
🎯 こんな人におすすめ
🔍 重要ポイントをチェック|下垂体後葉ホルモンの種類と作用
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▶︎ 下垂体後葉ホルモンの合成と分泌
▶︎ バソプレシン
▶︎ オキシトシン
下垂体後葉ホルモンの合成と分泌
- 下垂体後葉から分泌される主なホルモンには、
バソプレシン(抗利尿ホルモン:ADH)と
オキシトシンがあります。 - これらのホルモンには、
以下のような特徴があります。

(管理人)
下垂体後葉ホルモンは、
下垂体後葉でつくられるのではなく、
視床下部でつくられる
ことがポイントです。
- なお、神経細胞で合成されたホルモンが
血中へ放出されることを、
神経分泌(neurosecretion)といいます。

バソプレッシンとオキシトシンは視床下部の神経分泌細胞で合成され、
軸索を通って下垂体後葉へ輸送された後、
神経終末から血中へ分泌される。
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▶︎ 下垂体後葉ホルモンの合成と分泌
▶︎ バソプレシン
▶︎ オキシトシン
バソプレシン(AVP)/抗利尿ホルモン(ADH)
- バソプレシンは、
主に体内の水分量や血漿浸透圧を調節する
ペプチドホルモンです。
分泌調節
- 血漿浸透圧の上昇により、
分泌が促進されます。 - 循環血液量の減少や血圧低下によっても、
分泌が促進されます。 - アルコールは、
バソプレシンの分泌を抑制します。

(管理人)
お酒を飲むと
トイレが近くなる理由の1つは、
バソプレシンの分泌が抑えられて、
水の再吸収が減少するためです。
作用
- 腎臓の集合管における
水の再吸収を促進します。 - 水を体内に保持することで、
尿量を減少させます。 - 水の再吸収によって、
上昇した血漿浸透圧を低下させます。 - 高濃度では血管を収縮させ、
血圧を上昇させます。

(管理人)
体液が濃くなって
血漿浸透圧が上昇すると、
バソプレシンの分泌が増加します。
『体液が濃くなる → 水を体内に戻す』
と考えると覚えやすいです。
分泌異常
- バソプレシンの合成・分泌が低下すると、
中枢性尿崩症を引き起こします。 - 水の再吸収が低下するため、
多量の薄い尿(低張尿)が排泄されます。
- 視床下部や下垂体後葉の障害などにより、
バソプレシンの合成・分泌が低下するもの
を中枢性尿崩症といいます。 - 一方、腎臓の集合管が
バソプレシンに反応しにくくなるものを
腎性尿崩症といいます。 - どちらも多尿・低張尿を特徴としますが、
原因や治療法が異なります。

血漿浸透圧や循環血漿量、血圧による分泌調節と、
腎集合管での水の再吸収、分泌低下・過剰による疾患を示す。
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▶︎ 下垂体後葉ホルモンの合成と分泌
▶︎ バソプレシン
▶︎ オキシトシン
オキシトシン
- オキシトシンは、主に分娩と授乳に関わる
ペプチドホルモンです。

(管理人)
オキシトシンは
女性だけのホルモンではなく、
男性でも分泌されます。
試験対策では、
女性の作用のみ覚えておけばOKです。
分泌調節
- 分娩時の子宮頸管の伸展によって、
分泌が促進されます。 - 授乳時の乳頭への吸啜刺激によっても、
分泌が促進されます。 - 分娩時には、オキシトシンによる子宮収縮が
さらにオキシトシンの分泌を促す
「正のフィードバック」がみられます。
作用
- 乳腺の筋上皮細胞を収縮させ、
乳汁を乳管へ押し出します。
これを射乳作用といいます。 - また、分娩時には子宮平滑筋の収縮を促進し、
陣痛を増強して、分娩を促進します。

(管理人)
プロラクチンは乳汁を作るホルモン、
オキシトシンは乳汁を出すホルモン。
2つをセットで区別して覚えましょう!

分娩時の子宮頸管の伸展や
授乳時の乳頭への吸啜刺激により分泌が促進され、
子宮筋収縮による分娩の進行や、
乳腺の筋上皮細胞収縮による射乳を引き起こす。
分娩時には正のフィードバックがみられる。
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▶︎ 下垂体後葉ホルモンの合成と分泌
▶︎ バソプレシン
▶︎ オキシトシン
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□ 下垂体後葉ホルモン
・バソプレシン(抗利尿ホルモン;ADH)
・オキシトシン
□ 合成・分泌
・視床下部の神経分泌細胞で合成
・軸索を通って下垂体後葉へ輸送
・神経終末から血中へ分泌
※下垂体後葉で合成されるわけではない
□ 分泌調節
・血漿浸透圧↑ → 分泌促進
・循環血漿量↓・血圧↓ → 分泌促進
・アルコール → 分泌抑制
□ 主な作用
・腎臓の集合管で水の再吸収を促進
→ 尿量↓
→ 体内水分量↑
→ 血漿浸透圧↓
・高濃度では血管収縮 → 血圧↑
□ 分泌異常
・分泌低下 → 中枢性尿崩症
→ 多尿・低張尿
・分泌過剰 → SIADH
→ 低Na⁺血症・低浸透圧血症
□ 分泌促進
・分娩時:子宮頸管の伸展
・授乳時:乳頭への吸啜刺激
□ 分娩時の作用
・子宮平滑筋の収縮を促進
→ 陣痛を増強
→ 分娩を促進
・正のフィードバックがみられる
□ 授乳時の作用
・乳腺の筋上皮細胞を収縮
→ 乳汁射出(射乳)
□ プロラクチンとの違い
・プロラクチン → 乳汁産生
・オキシトシン → 乳汁射出
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▶︎ バソプレシン
▶︎ オキシトシン
※ 記事作成には正確を期しておりますが、
内容に誤りや改善点がございましたら、
お知らせいただけますと幸いです。
今後の教材作成の
参考にさせていただきます。
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