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🔰 この記事について
この記事では、
細胞内に存在する「細胞内小器官」について、
図解を用いてわかりやすく解説しています。
ミトコンドリアや小胞体、ゴルジ体など、
国家試験や定期試験で頻出の
細胞内小器官について、
それぞれの構造と役割を
コンパクトに整理しました。
短時間で復習しやすいよう、
重要ポイントを中心にまとめています。
※ 5択クイズ は別記事に掲載しています。
🖊️ この記事で学べる内容
以下の細胞内小器官の構造・機能について、
重要ポイントをまとめています。
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▶️ 細胞の基礎知識と細胞膜(準備中)
▶️ 核とDNA・RNA・遺伝情報
🩺 学習の進め方
本シリーズは
「5択クイズ編」+「要点解説編」 の2本立てです。
📌 おすすめの学習ステップ
🎯 こんな人におすすめ
🔍 細胞内小器官の構造と機能
- 細胞質には、さまざまな機能をもつ
細胞内小器官が存在します。 - それぞれが特定の役割を担い、
細胞の働きを支えています。
重要ポイントだけ復習したい方はこちら👇
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▶︎ ミトコンドリア
▶︎ 小胞体
▶︎ ゴルジ体
▶︎ その他の細胞内小器官
ミトコンドリア
- ミトコンドリアは、
ATP(細胞のエネルギー)を産生する
細胞内小器官です。 - 細胞呼吸の中心となる小器官であり、
エネルギー代謝に重要な役割を果たしています。 - ミトコンドリアは、
外膜と内膜からなる
二重膜構造をもっています。
- クリステには、
ATP産生に関与する酵素が存在しています。

ミトコンドリアは外膜と内膜からなる二重膜構造をもち、
内部にはマトリクスが存在する。
ATP産生を行うほか、
独自の環状DNA(ミトコンドリアDNA)をもつ。
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- ミトコンドリアは、
細胞内小器官の中で唯一、
独自のDNA(ミトコンドリアDNA)をもつ
ことで知られています。 - ミトコンドリアDNAは環状構造をしており、
細菌に似た特徴をもっています。 - また、ミトコンドリアDNAは
母親からのみ受け継がれるため、
「母系遺伝」を示します。

(管理人)
精子のミトコンドリアは、受精後に
分解・除去されてしまうので、
通常は子へ受け継がれません。
小胞体
- 小胞体は、
脂質二重膜からなる膜構造をもち、
細胞内で物質の合成や輸送に関与する
細胞内小器官です。
- 小胞体は、次の2種類に分類されます。

小胞体は脂質二重膜からなる膜構造であり、
リボソームが付着した粗面小胞体と、
付着していない滑面小胞体に分けられる。
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粗面小胞体
- 粗面小胞体では、
表面に付着したリボソームによって
タンパク質の合成が行われます。 - 合成されたタンパク質は、
小胞体内へ取り込まれた後、
ゴルジ体へ輸送されます。
※リボソームの機能については
▶️ 遺伝情報のしくみ|翻訳 を参照。
滑面小胞体
- 表面にリボソームをもたず、
主に次の働きを担います。

(管理人)
特に、筋細胞では、
滑面小胞体が発達した「筋小胞体」が
Ca²⁺の貯蔵・放出を行います。
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▶︎ ミトコンドリア
▶︎ 小胞体
▶︎ ゴルジ体
▶︎ その他の細胞内小器官
ゴルジ体(ゴルジ装置)
- ゴルジ体は、
小胞体で合成されたタンパク質を
加工・仕分けする細胞内小器官です。 - 小胞体から運ばれてきたタンパク質は、
ゴルジ体内で濃縮され、
糖鎖の付加などの修飾を受けます。 - 修飾されたタンパク質は、
小胞(分泌顆粒)として切り出され、
細胞内の他の部位や
細胞外へ輸送されます。

ゴルジ体では、
小胞体から運ばれてきたタンパク質の修飾や仕分けが行われる。
修飾されたタンパク質は、
分泌顆粒として細胞内外へ輸送される。
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(管理人)
ゴルジ体は、
タンパク質分泌が盛んな細胞
で発達しています。
特に、
膵臓外分泌細胞や形質細胞
でよく発達しています。
その他の細胞内小器官
- ミトコンドリアや小胞体、
ゴルジ体以外にも、
細胞内にはさまざまな役割をもつ
細胞内小器官が存在します。 - 代表的なものとして、
以下が挙げられます。
リソソーム
- リソソームは、
細胞内に取り込まれた物質や、
不要になった細胞内成分を分解する
細胞内小器官です。 - 内部には
加水分解酵素が豊富に含まれており、
細胞内の「ごみ処理」を担います。
中心体
- 中心体は、
細胞分裂の際に働く構造です。 - 紡錘糸の形成に関与し、
染色体が正確に分配されるように働きます。 - 細胞分裂に重要な役割をもつ
細胞内小器官です。

(管理人)
紡錘糸は、細胞分裂のときに
染色体を両側へ引っ張る
糸状の構造です。
ペルオキシソーム
- ペルオキシソームは、
酸化反応に関与する酵素を多く含む
細胞内小器官です。 - 脂肪酸の分解や、
有害物質の解毒などに関与します。 - また、
過酸化水素(H₂O₂)の生成・分解にも関与し、
細胞内の代謝や防御に重要な役割を果たします。

(管理人)
過酸化水素(H₂O₂)は、
細胞内の代謝で生じる
有害な物質です。
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▶︎ ミトコンドリア
▶︎ 小胞体
▶︎ ゴルジ体
▶︎ その他の細胞内小器官
📝 チェックリストで重要ポイントを一気に確認!
□ ミトコンドリア
・外膜・内膜からなる二重膜構造
・ATP(エネルギー)を産生
・環状DNA(ミトコンドリアDNA)をもつ
・母系遺伝を示す
□ 小胞体
【粗面小胞体】
・リボソームが付着
・タンパク質の合成を行う
【滑面小胞体】
・脂質の合成
・Ca²⁺の貯蔵
・細胞によって機能が異なる
□ ゴルジ体
・タンパク質の濃縮・修飾を行う
・糖鎖の付加に関与
・分泌顆粒として細胞内外へ輸送
□ リソソーム
・細胞内物質や異物を分解
・加水分解酵素を含む
・細胞内の「ごみ処理」を担う
□ 中心体
・細胞分裂時に働く
・紡錘糸の形成に関与
・染色体の分配を行う
□ ペルオキシソーム
・酸化反応に関与
・脂肪酸の分解や解毒を行う
・過酸化水素(H₂O₂)の生成・分解に関与
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▶︎ ミトコンドリア
▶︎ 小胞体
▶︎ ゴルジ体
▶︎ その他の細胞内小器官
※ 記事作成には正確を期しておりますが、
内容に誤りや改善点がございましたら、
お知らせいただけますと幸いです。
今後の教材作成の
参考にさせていただきます。
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