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🔰 この記事について
この記事では、
細菌性食中毒(感染型)について、
図解を用いてわかりやすく解説しています。
そんな方に向けて、
試験でよく問われるポイント
を中心にまとめました。
短時間で復習できる内容となっていますので、
定期試験や国家試験対策にぜひ活用してください。
※ 5択クイズは 別記事 に掲載しています。
🎯 この記事で学べること
以下の 感染型の食中毒・感染症 について、
簡単にまとめています。
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▶️ 食中毒の分類|感染型・毒素型・ウイルス性
▶️ 毒素型細菌性食中毒(準備中)
▶️ ウイルス性食中毒(準備中)
🩺 学習の進め方
本シリーズは
「5択クイズ編」+「要点解説編」 の2本立てです。
📌 おすすめの学習ステップ
🎯 こんな人におすすめ
📚 感染型細菌性食中毒の特徴と原因菌
- 細菌性食中毒は、
感染型と毒素型に分類されます。 - また、感染型の細菌性食中毒は、
感染侵入型と生体内毒素型
に分類されます。 - 詳細は、以下の記事を参照してください。
▶️ 食中毒の分類を図解で解説

(管理人)
この記事では、
感染型細菌性食中毒の特徴と
代表的な原因菌について整理します。
重要ポイントだけ復習したい方はこちら👇
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▶︎ 感染侵入型
サルモネラ|カンピロバクター
コレラ|赤痢|チフス
▶︎ 生体内毒素型
腸炎ビブリオ| O157| ウェルシュ菌
▶︎ 感染型のまとめ(図)
感染侵入型
- 感染侵入型の食中毒は、
摂取した細菌が腸管内で増殖し、
腸粘膜へ侵入・障害することで発症します。 - そのため、
発熱を伴うことが多いのが特徴です。
サルモネラ食中毒
- チフス菌・パラチフス菌以外の
一般的なサルモネラ属菌による感染症は、
人獣共通感染症(人畜共通感染症)
として知られています。
主な感染源
主な症状
- 一般的な食中毒症状が出現します。
治療・予後
- 多くは自然に軽快するため、
治療は水分補給などの対症療法
が中心となります。
カンピロバクター食中毒
- カンピロバクター食中毒は、
日本で発生する細菌性食中毒の中でも
発生頻度が高い食中毒です。
主な感染源
主な特徴
主な症状
- 多くは1週間程度で自然に軽快します。
合併症
- 感染から数週間後に、
末梢神経障害であるギラン・バレー症候群
を発症することがあります。
コレラ
- コレラは、
グラム陰性桿菌であるコレラ菌による
3類感染症です。

(管理人)
コレラ菌は、
細菌学者コッホによって発見されました。
- 日本国内での発症はまれで、
東南アジアなどの流行地域で感染する
旅行者下痢症としてみられることがあります。
主な感染源
- コレラ菌に汚染された飲料水や食品
主な特徴
主な症状
治療・予防
- 重度の脱水を起こすため、
輸液などによる脱水補正が重要です。
細菌性赤痢
- 細菌性赤痢は、
グラム陰性桿菌である赤痢菌による感染症です。 - 感染症法では、
3類感染症 に分類されています。

(管理人)
赤痢菌は、
志賀潔により発見されました。
主な感染源
主な症状
腸チフス・パラチフス
- 腸チフス・パラチフスは、
それぞれ腸チフス菌・パラチフス菌
による感染症です。
- 感染症法では、
3類感染症に分類されています。 - いずれも
サルモネラ属のグラム陰性桿菌です。
主な感染源

(管理人)
腸チフス菌・パラチフス菌は、
サルモネラ属菌ですが、
一般的なサルモネラ食中毒とは異なり
ヒトだけに感染します。
主な特徴
主な症状・所見
- 熱型とは、
発熱時の特徴的な変動パターンで、
以下の4種類があります。
| 熱型 | 特徴 | 疾患例 |
|---|---|---|
| 稽留熱 | 高熱が持続し、日内変動が1℃以内 | 腸チフス、肺炎 |
| 弛張熱 | 高熱が持続し、日内変動が1℃以上 | 敗血症、膠原病 |
| 間欠熱 | 発熱と平熱を短期間で繰り返す | マラリア |
| 波状熱 | 発熱期と無熱期を 数日〜数週間単位で繰り返す | ブルセラ症 |
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▶︎ 感染侵入型
サルモネラ|カンピロバクター
コレラ|赤痢|チフス
▶︎ 生体内毒素型
腸炎ビブリオ| O157| ウェルシュ菌
▶︎ 感染型のまとめ(図)
生体内毒素型(感染毒素型)
- 生体内毒素型の食中毒は、
摂取した細菌が腸管内で増殖し、
毒素を産生することで発症します。
- 感染侵入型のように
細菌そのものが腸粘膜へ侵入するのではなく、
細菌が産生した毒素によって
症状が引き起こされるのが特徴です。
腸炎ビブリオ食中毒
- 腸炎ビブリオ食中毒は、
グラム陰性桿菌である
腸炎ビブリオによる食中毒です。
主な感染源

(管理人)
腸炎ビブリオは好塩菌であり、
海水中に生息しています。
そのため、
魚介類の生食による感染
が多くみられます。
主な特徴
主な症状
- 多くは数日で自然に軽快します。
治療・予後
- 治療は水分補給などの
対症療法が中心となります。
腸管出血性大腸菌(O157)
- 腸管出血性大腸菌(O157)は、
病原性大腸菌の一種による食中毒です。 - 感染症法では、
3類感染症に分類されています。
主な感染源

(管理人)
O157は、
少ない菌量でも感染が成立します。
そのため、
集団感染を起こすことがあります。
主な特徴
主な症状
合併症
- ベロ毒素により、
溶血性尿毒症症候群(HUS)
を発症することがあります。
- HUSでは、以下の3主徴がみられます。
治療・予後
- 治療は水分補給などの
対症療法が中心となります。
ウェルシュ菌食中毒
- ウェルシュ菌は、
土壌やヒトの腸管内など、
自然界に広く存在する細菌です。 - グラム陽性嫌気性有芽胞桿菌であり、
クロストリジウム属に分類されます。
主な感染源

(管理人)
ウェルシュ菌は
芽胞を形成するため、
加熱後も生き残ることがあります。
- 芽胞は、
細菌にとって不都合な環境になった時に
菌の内部に形成される
耐久性の高い構造物です。
- 熱や乾燥、消毒薬などに強く、
長期間生存することができます。

(管理人)
芽胞を形成する細菌(有芽胞菌)は
それほど多くありません。
医療系試験では、
クロストリジウム属の菌が重要です。
- クロストリジウム属の菌は、
以下のような特徴を持ちます。
代表的な菌:
主な特徴

(管理人)
entero- :腸
toxin :毒素 なので、
enterotoxin(エンテロトキシン)
= 腸管毒素 という意味になります。
主な症状
- 発熱や嘔吐は比較的少ないとされています。
治療・予後
- 多くは1〜2日で自然に軽快し、
治療は水分補給などの
対症療法が中心となります。
感染型細菌性食中毒のまとめ

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▶︎ 感染侵入型
▶︎ サルモネラ|▶︎ カンピロバクター
▶︎ コレラ|▶︎ 赤痢|▶︎ チフス
▶︎ 生体内毒素型
▶︎ 腸炎ビブリオ|▶︎ O157|▶︎ ウェルシュ菌
▶︎ 感染型のまとめ(図)
📝 チェックリストで重要ポイントを一気に確認!
感染侵入型食中毒
□ 人獣共通感染症
□ 加熱不十分な食肉・鶏卵が感染源
□ 加熱不十分な鶏肉が感染源
□ 潜伏期が長い(2〜7日)
□ 少ない菌量で感染
□ ギラン・バレー症候群の合併
□ 3類感染症
□ 米のとぎ汁様下痢 → 重度の脱水
□ 腸管内でコレラ毒素を産生
□ 発熱・腹痛は少ない
□ 3類感染症
□ しぶり腹(テネスムス)
□ 膿粘血便
□ 志賀潔が赤痢菌を発見
□ 3類感染症
□ ヒトだけに感染
□ 比較的徐脈・バラ疹・肝脾腫
□ 稽留熱
□ 白血球減少
生体内毒素型
□ 好塩菌(海水中に生息)
□ 魚介類の生食
□ 夏季に好発
□ 3類感染症
□ 加熱不十分な牛肉
□ 少ない菌量で感染成立 → 集団感染
□ ベロ毒素を産生
□ 溶血性尿毒症症候群(HUS)の合併
→ 溶血性貧血・血小板減少・急性腎障害
□ 芽胞形成菌
□ エンテロトキシンを産生
□ 煮込み料理が感染源
□ 集団発生のリスク
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▶︎ 感染侵入型
▶︎ サルモネラ|▶︎ カンピロバクター
▶︎ コレラ|▶︎ 赤痢|▶︎ チフス
▶︎ 生体内毒素型
▶︎ 腸炎ビブリオ|▶︎ O157|▶︎ ウェルシュ菌
▶︎ 感染型のまとめ(図)
※ 記事作成には正確を期しておりますが、
内容に誤りや改善点がございましたら、
お知らせいただけますと幸いです。
今後の教材作成の
参考にさせていただきます。
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▶️ 毒素型細菌性食中毒(準備中)
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