【食中毒】5択クイズで学ぶ!感染型・毒素型・ウイルス性食中毒

4章 感染症
学生
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【食中毒】シリーズの
4つの要点解説記事で勉強しました!
あとは、問題を解いて仕上げます!

講師<br>(管理人)
講師
(管理人)

素晴らしいですね!
食中毒は
原因菌ごとの特徴を押さえれば、
確実に得点につながる分野です。
早速、5択クイズを見てみましょう!

🔰 この記事について

本記事は、「解いて覚える」をコンセプトにした
【食中毒】5択クイズ記事です。
(※詳細な要点解説は、別記事にしています)

食中毒には、
感染型・毒素型・ウイルス性などの分類があり、
原因微生物によって特徴や症状、
予防方法も異なります。

今回も5択クイズを解きながら、
それぞれの食中毒の特徴を整理していきましょう。

まだ、知識があやふやな場合は、
以下の要点解説記事を先にチェックしてください。

▶️ 食中毒の分類|感染型・毒素型・ウイルス性
▶️ 細菌性食中毒|感染型
▶️ 細菌性食中毒|毒素型
▶️ ウイルス性食中毒

🩺 学習の進め方

本シリーズは
「5択クイズ編」+「要点解説編」 の2本立てです。

おすすめの流れ👇

  • まずクイズ(本記事)で理解度チェック
  • 間違ったところを 要点解説記事 で確認
  • もう一度クイズに挑戦して定着

🎯 こんな人におすすめ

  • 出題ポイントを知りたい
  • 試験前に理解度をチェックしたい
  • 試験問題作成の参考にしたい

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✏️ 5択クイズに挑戦!食中毒の基礎知識

問1:食品中で産生された毒素を摂取することで、食中毒を引き起こすのはどれか。

  1. 黄色ブドウ球菌
  2. 腸管出血性大腸菌
  3. カンピロバクター
  4. サルモネラ菌
  5. 腸炎ビブリオ菌
解答

 正答は、1 です。

解説
  1. 正しい。黄色ブドウ球菌は、毒素型食中毒を引き起こします。
    食品中であらかじめ産生されたエンテロトキシンを摂取することで発症します。
  2. 誤り。腸管出血性大腸菌は、生体内で毒素を産生します。
    感染後に腸内で増殖し、ベロ毒素を産生します。
  3. 誤り。カンピロバクターは、感染侵入型食中毒を引き起こします。
    腸管内で増殖し、腸粘膜へ侵入・障害することで発症します。
  4. 誤り。サルモネラ菌は、感染侵入型食中毒を引き起こします。
    腸管内で増殖し、腸粘膜へ侵入・障害することで発症します。
  5. 誤り。腸炎ビブリオは、生体内で毒素を産生します。
    感染後に腸内で増殖し、毒素を産生します。

問2:食中毒の原因と潜伏期の組み合わせで、正しいのはどれか。

  1. ノロウイルス      ー 1〜6 時間
  2. 腸チフス・パラチフス ー 6〜18時間
  3. 黄色ブドウ球菌     ー 1〜2日
  4. カンピロバクター.    ー 2〜7日
  5. ウェルシュ菌     ー 1〜2週間
解答

 正答は、4 です。

解説
  1. 誤り。ノロウイルス感染症の潜伏期は、約1〜2日です。
  2. 誤り。腸チフス・パラチフスの潜伏期は非常に長く約1〜2週間です。
  3. 誤り。黄色ブドウ球菌食中毒は、潜伏期が非常に短いのが特徴です。
    一般に、食後1〜6時間程度で症状が出現します。
  4. 正しい。カンピロバクター食中毒の潜伏期は、2〜7日程度です。
  5. 誤り。ウェルシュ菌食中毒の潜伏期は比較的短く、通常は約6〜18時間で症状が出現します。
講師<br>(管理人)
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(管理人)

潜伏期は、
黄色ブドウ球菌(1〜6時間)
→ ウェルシュ菌(6〜18時間)
→ ノロウイルス(1〜2日)
→ カンピロバクター(2〜7日)
→ 腸チフス・パラチフス(1〜2週間)
の順に長くなります。

👇 詳細は、以下の要点解説記事へ
▶️ 食中毒の分類|潜伏期

問3:食中毒の原因微生物と主な原因食品について、正しい組み合わせはどれか。

  1. 黄色ブドウ球菌  ー 海産魚介類
  2. 腸炎ビブリオ   ー 真空パック食品
  3. カンピロバクター ー 加熱不十分な鶏肉
  4. ノロウイルス    ー 鶏卵
  5. ボツリヌス菌   ー おにぎり
解答

 正答は、3 です。

解説
  1. 誤り。黄色ブドウ球菌食中毒では、傷のある手指で調理された食品が主な原因となります。
    おにぎり弁当などが代表的です。
  2. 誤り。腸炎ビブリオは海水中に生息しているため、海産魚介類の生食が主な原因となります。
  3. 正しい。カンピロバクター食中毒は、加熱不十分な食肉が主な原因となります。
    特に鶏肉との関連が強いことで知られています。
  4. 誤り。ノロウイルス感染症では、牡蠣などの二枚貝が主な原因となります。
    なお、人から人へ感染することもあります。
  5. 誤り。ボツリヌス菌は嫌気性菌であるため、缶詰・瓶詰め・真空パック食品などが主な原因となります。
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ウイルス性食中毒では、
人から人への感染も重要です。

問4:食中毒と特徴的な症状について、正しい組み合わせはどれか。

  1. ボツリヌス食中毒   ー 白色便
  2. ロタウイルス感染症  ー 弛緩性麻痺
  3. コレラ        ー しぶり腹
  4. 細菌性赤痢      ー 米のとぎ汁様下痢
  5. 腸チフス・パラチフス ー 比較的徐脈
解答

 正答は、5 です。

解説
  1. 誤り。白色便は、ロタウイルス感染症でみられることがある特徴的な症状です。
  2. 誤り。弛緩性麻痺は、ボツリヌス食中毒の特徴的な症状です。
    複視、眼瞼下垂、嚥下障害、構音障害などの神経症状がみられます。
  3. 誤り。しぶり腹(テネスムス)は、細菌性赤痢の特徴的な症状です。
  4. 誤り。米のとぎ汁様下痢は、コレラの特徴的な症状です。
    細菌性赤痢では、しぶり腹膿粘血便がみられます。
  5. 正しい。腸チフス・パラチフスでは、比較的徐脈、肝脾腫、バラ疹などの特徴的な症状がみられます。

問5:食中毒の予防について、正しい記述はどれか。

  1. ノロウイルス感染症の予防には、アルコール消毒が有効である。
  2. ロタウイルス感染症の予防には、ワクチン接種が有効である。
  3. ウェルシュ菌食中毒は、加熱調理後の食品を室温保存することで予防できる。
  4. 黄色ブドウ球菌の毒素は、100℃、30分間の加熱により失活する。
  5. ボツリヌス菌の毒素は、120℃、4分以上の加熱でも失活しない。
解答

 正答は、2 です。

解説
  1. 誤り。ノロウイルスは、一般的なアルコール消毒の効果が乏しく、消毒には次亜塩素酸ナトリウムが有効です。
  2. 正しい。ロタウイルス感染症の予防には、生ワクチン(経口投与)が有効です。
  3. 誤り。ウェルシュ菌食中毒の予防には、加熱調理後の食品を長時間室温に放置せず、速やかに冷却・保存することが重要です。
  4. 誤り。黄色ブドウ球菌が産生する毒素(エンテロトキシン)は耐熱性が強く、100℃・30分間の加熱でも失活しません
  5. 誤り。ボツリヌス菌の毒素は加熱により失活します。一方、芽胞耐熱性が強く、失活させるには120℃・4分以上の加熱が必要です。

問6:食中毒の特徴について、正しい記述はどれか。

  1. カンピロバクターは、好塩菌であり海水中に生息する。
  2. 腸チフス・パラチフスは人獣共通感染症であり、加熱不十分な鶏肉などが原因となる。
  3. 腸炎ビブリオは、冬季に流行することが多い。
  4. ノロウイルス感染症は、夏季に流行することが多い。
  5. ロタウイルス感染症は、乳幼児に好発する。
解答

 正答は、5 です。

解説
  1. 誤り。好塩菌であり、海水中に生息するのは、腸炎ビブリオです。
  2. 誤り。腸チフス・パラチフスはヒトのみが感染源です。サルモネラ菌のような人獣共通感染症ではなく、患者や保菌者によって汚染された飲食物などから感染します。
  3. 誤り。腸炎ビブリオは夏季に多くみられる食中毒です。
    海産魚介類の生食などが主な原因となります。
  4. 誤り。ノロウイルス感染症は冬季に流行することが多く、ウイルス性食中毒の代表的な原因です。
  5. 正しい。ロタウイルス感染症は乳幼児に好発し、代表的な乳児下痢症として知られています。

問7:食中毒の症状や合併症について、正しい記述はどれか。

  1. カンピロバクターでは、溶血性尿毒症症候群を合併しやすい。
  2. 腸管出血性大腸菌感染症では、数週間後にギラン・バレー症候群を合併する。
  3. ウェルシュ菌は感染後に腸管内で増殖し、ベロ毒素を産生する。
  4. 腸チフス・パラチフスでは、白血球減少がみられる。
  5. コレラでは、稽留熱がみられる。
解答

 正答は、4 です。

解説
  1. 誤り。溶血性尿毒症症候群(HUS)は、腸管出血性大腸菌(O157)感染症の代表的な合併症です。腸管内で産生されるベロ毒素により引き起こされます。
  2. 誤り。ギラン・バレー症候群は、カンピロバクター感染後、数週間を経て発症することがある自己免疫性の神経疾患です。
  3. 誤り。ベロ毒素は、腸管出血性大腸菌(O157)が産生する毒素です。ウェルシュ菌は、腸管内で増殖してエンテロトキシンを産生します。
  4. 正しい。腸チフス・パラチフスでは、一般的な細菌感染症と異なり、白血球減少がみられます。また、比較的徐脈、バラ疹、肝脾腫なども特徴的です。
  5. 誤り。コレラでは、発熱や腹痛はあまりみられず、米のとぎ汁様下痢高度の脱水が特徴的です。稽留熱は、腸チフス・パラチフスでみられる特徴的な熱型です。

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▶️ 食中毒の分類|感染型・毒素型・ウイルス性
▶️ 細菌性食中毒|感染型
▶️ 細菌性食中毒|毒素型
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