一問一答でしっかり復習！人体構造・機能論②

骨軟化症はビタミンD欠乏などにより骨の石灰化が障害される疾患で、パラトルモンの分泌はむしろ増加することが多いです（続発性副甲状腺機能亢進症）。

アルドステロンはステロイドホルモンであるため、細胞膜を通過し細胞内の受容体に結合します。

アルドステロンの分泌が増加すると、腎臓の遠位尿細管からのNa^＋の再吸収が増加し、血中Na濃度は増加します。

コルチゾールは、副腎皮質から分泌されます。

アジソン病は副腎皮質機能低下症で、副腎皮質からのホルモン分泌が低下します。

甲状腺ホルモンは、肝臓でのコレステロール合成抑制やコレステロール分解促進、また血中コレステロールの細胞内への取り込み促進などの作用により、血中コレステロール濃度を低下させます。

アドレナリンは、糖新生を促進したり、グリコーゲンの分解を促進することで血糖値を上昇させます。

オキシトシンは下垂体後葉から分泌されます。下垂体から分泌されるホルモンは全てペプチドホルモンです。

先天性の甲状腺ホルモンの分泌低下症には、クレチン症（現在は、先天性甲状腺機能低下症と呼ばれます）があります。クッシング病は、下垂体腺腫によりACTHが過剰に分泌され、コルチゾールの分泌過剰をきたす疾患です。

アドレナリンは、交感神経の興奮により分泌が促進されます。

LH（黄体形成ホルモン）は、下垂体前葉から分泌され、性腺（卵巣や精巣）の機能を調節します。

糖新生は、糖ではない物質（アミノ酸やグリセロール、乳酸など）から糖（グルコース）を合成することで、糖新生の促進により血糖値が上昇します。インスリンは血糖値を低下させるホルモンなので、糖新生を抑制します。糖新生を促進するホルモンには、グルカゴンやコルチゾール、アドレナリン、成長ホルモンなどがあります。

グルカゴンは、肝臓でのグリコーゲン分解や糖新生を促進し、血糖値を上昇させます。

甲状腺ホルモンは脂溶性なので細胞膜を通過し、細胞内の受容体に結合しますが、甲状腺刺激ホルモンはペプチドホルモンで水溶性なので、細胞膜上の受容体に結合します。

アルドステロンはステロイドホルモンであり、脂溶性なので細胞膜を通過し、細胞内の受容体に結合します。

アドレナリンは、主に副腎髄質から分泌されます。

排卵誘発作用はLHによるものです。FSHの主な作用は卵胞の発育です。

パラトルモン（副甲状腺ホルモン）は、負のフィードバック機構により分泌が調節されます。パラトルモンの分泌が増加すると、血中カルシウム濃度が増加します。血中カルシウム濃度が増加すると、パラトルモンの分泌が抑制されます。

ストレスは、ACTHの分泌を促進します。具体的には、ストレスにより視床下部からのCRHの分泌が促進され、その結果、下垂体前葉からのACTHの分泌が増加します。

ANP（心房性Na利尿ペプチド）は、心房から分泌され、血管拡張や利尿作用を持ちます。骨髄での赤血球の成熟を促進するホルモンは、エリスロポエチンです。

GH（成長ホルモン）は、下垂体前葉から分泌されます。下垂体後葉からは、オキシトシンやバソプレッシン（抗利尿ホルモン）が分泌されます。

細胞内の受容体に結合するのは、ステロイドホルモンや甲状腺ホルモンなどの脂溶性ホルモンです。アドレナリンは水溶性であるため、細胞膜上の受容体に結合します。

成長ホルモン（GH）は、血糖値を上昇させる作用を持ちます。GHは、インスリン感受性の低下や糖新生促進により、血糖値を上昇させます。

エストロゲンは、正のフィードバック機構により分泌が調節されます。エストロゲンは、排卵直前に増加して視床下部からのGnRH、下垂体前葉からのLHの分泌を促進します。これにより、LHの分泌が急激に増加し、排卵が誘発されます。ただし、排卵期以外では、負のフィードバック機構によりエストロゲンの血中濃度が調節されています。

BNP（脳性Na利尿ペプチド）は、主に心室から分泌されるホルモンです。心室の圧力上昇や拡張に応じて血中濃度が上昇するため、心不全の診断や重症度の評価に用いられています。

性ホルモン（エストロゲン、テストステロンなど）は、ステロイドホルモンに分類されます。

レニンは、腎臓の傍糸球体細胞から分泌されます。

成長ホルモン（GH）は、ペプチドホルモンに分類されます。