🧠 5択クイズ(準備中)から復習に来た方へ
下のボタンから、要点解説の本文へジャンプできます 👇
🧩 まだクイズを解いていない方は、こちらから挑戦!
👉【呼吸器疾患】5択クイズで学ぶ!(準備中)
🔰 この記事について
- 本記事は、膿胸・肺膿瘍 についての要点解説記事です(※クイズは別記事)。
- 基礎から整理して学びたい方は、この要点解説から読み進めてください。
🖊️ この記事で学べる内容
以下の内容について、特徴や違いのポイントをまとめています。
🩺 学習の進め方
この 膿胸・肺膿瘍 シリーズは、
「5択クイズ編」と「要点解説編」 の2本立てになっています。
おすすめの使い方👇
- 最初に 5択クイズ(準備中) に挑戦して理解度チェック
- できなかった部分を、要点解説記事(本記事) でしっかり整理
- 最後にもう一度クイズを解いて、知識を定着
💡 学習のポイント
🔍 出題ポイントのまとめ|膿胸・肺膿瘍
重要ポイントだけ一気に復習したい方はこちら👇
膿胸(pyothorax/empyema)
概念
- 胸膜の炎症により、胸腔内(胸膜腔内)に膿性胸水が貯留した状態をいいます。
- 多くは細菌性肺炎に伴う胸膜炎や細菌性胸膜炎に続発して発症します。
病態
- 膿胸では、肺実質ではなく胸膜腔(臓側胸膜と壁側胸膜の間)に膿性胸水が貯留します。
- 胸膜の炎症により生じた膿性胸水が胸腔内に貯留することで、肺は外側から圧排され、肺の拡張が制限されます(拘束性換気障害)。

胸膜炎により、臓側胸膜と壁側胸膜の間にある胸膜腔(胸腔内)に膿性胸水が貯留し、
肺が外側から圧排されることで肺の拡張が制限される(拘束性換気障害)。
Created with BioRender.com
分類
- 症状の経過から、急性膿胸と慢性膿胸に分類されます。
急性膿胸
- 発症から3か月以内のものを指します。
- 多くは細菌性肺炎や細菌性胸膜炎に続発し、肺炎随伴性膿胸として発症します。
- 症状:高熱、胸痛(胸膜刺激症状)、咳嗽、呼吸困難など。
- 検査所見:胸水貯留、白血球増加、CRP上昇などの炎症所見
- 初期治療:抗菌薬投与に加え、胸腔ドレナージが行われます。

講師
(管理人)
(管理人)
胸腔ドレナージは、胸腔(胸膜腔)内に
たまった膿性胸水をチューブで排出し、
肺への圧迫を解除する治療です。
慢性膿胸
- 急性膿胸や結核性胸膜炎が遷延したもので、発症から3か月以上経過したものをいいます。
- 胸膜肥厚により肺の拡張が障害され拘束性換気障害を呈します。
- 治療では肺剥皮術(肥厚した胸膜を剥離する手術)が第一選択です。
肺膿瘍(lung abscess)
概念
- 肺の炎症により肺実質が壊死・融解し、空洞(膿瘍)を形成し、その内部に膿が貯留した状態をいいます。
病態
- 肺膿瘍では、感染により肺実質が破壊され、空洞内に膿が貯留します。
- 空洞内に空気と膿が混在するため、画像検査では鏡面形成(ニボー)がみられます。

肺の感染により肺実質が壊死し空洞(膿瘍)を形成する。
空洞内には膿(液体成分)と空気が貯留し、
水平な境界をもつ鏡面形成(ニボー)がみられる。
Created with BioRender.com

講師
(管理人)
(管理人)
膿胸は肺の外側(胸膜腔)、
肺膿瘍は肺の中(肺実質)
に病変がみられます。
原因
- 主な原因
- リスク因子(背景)
症状
- 寒気
- 全身倦怠感
- 高熱
- 咳嗽、喀痰
- また、病変が胸膜に波及した場合には、胸痛を伴うことがあります。
診断
- 胸部X線・CT
治療
- 抗菌薬治療が基本
📝 チェックリストで重要ポイントを一気に確認!
膿胸
□ 概念:胸腔(胸膜腔)に膿性胸水が貯留する状態
□ 病態:病変は肺の外側で、肺が外から圧迫される
□ 原因:細菌性肺炎・胸膜炎に続発
□ 分類:急性膿胸(〜3か月)と慢性膿胸
□ 初期治療:抗菌薬+胸腔ドレナージ
□ 慢性膿胸の治療:肺剥皮術(第一選択)
肺膿瘍
□ 概念:肺実質が壊死し、空洞(膿瘍)を形成した状態
□ 病態:病変の主座は肺の中(肺実質内)
□ 原因:誤嚥の反復・免疫低下など
□ リスク:アルコール依存症・糖尿病・歯周病など
□ 検査:胸部X線・CTで空洞内の鏡面形成(ニボー)を確認
□ 治療:抗菌薬投与が基本
※ 記事作成には正確を期しておりますが、内容に誤りや改善点がございましたら、お知らせいただけますと幸いです。
今後の教材作成の参考にさせていただきます。
💯 疾患名等 の理解度をクイズでチェック!
👇 以下の記事より、5択クイズで理解度を確認できます。
準備中
🔗 呼吸器疾患の学習に役立つ関連記事
👇 呼吸器系の基本的な解剖生理を復習したい人はこちら
👇呼吸器疾患の関連記事は 新着記事 を参照してください。

コメント