感染症 総合問題【一問一答30問】 4章 感染症 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2025.01.13 一問一答の正誤問題全300問からランダムに30問出題されます。 10分程度で感染症の全範囲を復習できます。 全ての範囲を網羅するためには、10回ほどチャレンジしてください。 感染症 一問一答【総合】 1 / 30 1. A型肝炎は、最も劇症化しやすい。 True False 最も劇症化しやすいのは、B型肝炎です。 最も劇症化しやすいのは、B型肝炎です。 2 / 30 2. コレラでは、テネスムスがみられる。 True False テネスムス(しぶり腹)は、細菌性赤痢でみられます。 テネスムス(しぶり腹)は、細菌性赤痢でみられます。 3 / 30 3. 原虫は、全て経気道的に感染する。 True False 原虫の感染経路は様々ですが、経口感染や蚊などの媒介動物を介した感染が多いです。 原虫の感染経路は様々ですが、経口感染や蚊などの媒介動物を介した感染が多いです。 4 / 30 4. 非結核性抗酸菌症の約3割が、MACによるものである。 True False 非結核性抗酸菌症のほとんど(約8割)が、MAC(Mycobacterium avium-intracellulare complex)によるものです。 非結核性抗酸菌症のほとんど(約8割)が、MAC(Mycobacterium avium-intracellulare complex)によるものです。 5 / 30 5. マラリアは、1類感染症である。 True False マラリアは、4類感染症です。 マラリアは、4類感染症です。 6 / 30 6. 発疹チフスの検査に、ワイル・フェリックス反応が用いられる。 True False ワイル・フェリックス反応は、リケッチア感染症(発疹チフス、日本紅斑熱、ツツガムシ病など)に対して行われるスクリーニング検査です。 ワイル・フェリックス反応は、リケッチア感染症(発疹チフス、日本紅斑熱、ツツガムシ病など)に対して行われるスクリーニング検査です。 7 / 30 7. 破傷風は、破傷風菌の経口感染によりおこる。 True False 破傷風菌は創傷部位などから生体内に侵入し、嫌気的環境で発芽、増殖します。経口感染ではなく、経皮感染です。 破傷風菌は、創傷部位などから生体内に侵入し、嫌気的環境で発芽、増殖します。 8 / 30 8. ツツガムシ病では、有痛性の刺し口が特徴的である。 True False 日本紅斑熱と同様、ツツガムシ病の主要な三徴候として、発熱、発疹、刺し口があり、ほとんどの症例でみられます。典型的なツツガムシ病の刺し口は、黒色痂皮を伴う有痛性紅斑です。 日本紅斑熱と同様、ツツガムシ病の主要な三徴候として、発熱、発疹、刺し口があり、ほとんどの症例でみられます。典型的なツツガムシ病の刺し口は、黒色痂皮を伴う有痛性紅斑です。 9 / 30 9. ウイルスは、食品や土壌中などの動物細胞外でも増殖できる。 True False ウイルスは自己増殖できず、宿主の細胞内に侵入して宿主細胞内で増殖します。 ウイルスは自己増殖できず、宿主の細胞内に侵入して宿主細胞内で増殖します。 10 / 30 10. リステリア症は、垂直感染する。 True False リステリア症は、妊婦が感染すると胎盤を介して胎児に垂直感染をおこし、流産や早産、新生児敗血症などの原因となります。 リステリア症は、妊婦が感染すると胎盤を介して胎児に垂直感染をおこし、流産や早産、新生児敗血症などの原因となります。 11 / 30 11. 流行性耳下腺炎(ムンプス)のワクチンは、定期接種である。 True False 流行性耳下腺炎のワクチンは、任意接種です(2025年現在)。 流行性耳下腺炎のワクチンは、任意接種です(2025年現在)。 12 / 30 12. 黄熱は、日和見感染により発症する。 True False 黄熱は、日和見感染ではありません。アフリカや南米などで流行しており、旅行者が罹患することもあります。 黄熱は、日和見感染ではありません。アフリカや南米などで流行しており、旅行者が罹患することもあります。 13 / 30 13. 肺結核の病変は、肺尖部に好発する。 True False 結核菌は、偏性好気性菌(酸素がないと増殖できない菌)であるため、酸素濃度の高い肺尖部で増殖しやすいという特徴があります。 結核菌は、偏性好気性菌(酸素がないと増殖できない菌)であるため、酸素濃度の高い肺尖部で増殖しやすいという特徴があります。 14 / 30 14. アスペルギルスは環境中に広く存在し、肺アスペルギローマなどを形成する。 True False 15 / 30 15. C型肝炎ウイルスの主要な感染経路は、母子感染である。 True False C型肝炎ウイルスは母子感染を起こすこともありますが、稀です。主な感染経路は血液感染です。 C型肝炎ウイルスは母子感染を起こすこともありますが、稀です。主な感染経路は血液感染です。 16 / 30 16. 急性灰白髄炎には、ワクチンが存在しない。 True False 急性灰白髄炎は、五種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)に含まれています(定期接種)。 急性灰白髄炎は、五種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)に含まれています(定期接種)。 17 / 30 17. デング熱は、1類感染症である。 True False デング熱は発症しても1週間程度で自然治癒する疾患で、1類感染症ではありません。蚊によって媒介されるため、4類感染症に分類されています。 デング熱は発症しても1週間程度で自然治癒する疾患で、1類感染症ではありません。蚊によって媒介されるため、4類感染症に分類されています。 18 / 30 18. 麻疹は、妊娠初期の妊婦が感染することで児の先天性疾患をおこす。 True False 妊婦が麻疹に感染しても、胎児への影響はほとんどないといわれています。ただし、妊娠中に麻疹に感染すると重症化しやすい傾向があるので、注意が必要です。一方、風疹は妊娠初期の妊婦が感染することで、児に先天性風疹症候群を引き起こすことがあります。先天性風疹症候群では、先天性心疾患や難聴、白内障などを伴います。 妊婦が麻疹に感染しても、胎児への影響はほとんどないといわれています。ただし、妊娠中に麻疹に感染すると重症化しやすい傾向があるので、注意が必要です。一方、風疹は妊娠初期の妊婦が感染することで、児に先天性風疹症候群を引き起こすことがあります。先天性風疹症候群では、先天性心疾患や難聴、白内障などを伴います。 19 / 30 19. ヒト免疫不全ウイルスは、血液感染しない。 True False HIVは、血液感染、性感染、母子感染します。 HIVは、血液感染、性感染、母子感染します。 20 / 30 20. A型肝炎は、夏期に好発する。 True False A型肝炎は、冬から春にかけて好発します。 A型肝炎は、冬から春にかけて好発します。 21 / 30 21. 回虫症は、レフレル症候群の原因となる。 True False ヒト回虫の幼虫が肺を移行する際、一過性の肺浸潤や好酸球増多を伴うレフレル症候群を引き起こすことがあります。 ヒト回虫の幼虫が肺を移行する際、一過性の肺浸潤や好酸球増多を伴うレフレル症候群を引き起こすことがあります。 22 / 30 22. 帯状疱疹の病原体は、ムンプスウイルスである。 True False 帯状疱疹の病原体は、水痘・帯状疱疹ウイルスで、水痘の病原体と同じです。ムンプスウイルスは、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の病原体です。 帯状疱疹の病原体は、水痘・帯状疱疹ウイルスで、水痘の病原体と同じです。ムンプスウイルスは、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の病原体です。 23 / 30 23. 狂犬病では、脳の海綿状変化が特徴的である。 True False 脳の海綿状変化とは、脳組織がスポンジ状に変化するもので、クロイツフェルト・ヤコブ病でみられます。 脳の海綿状変化とは、脳組織がスポンジ状に変化するもので、クロイツフェルト・ヤコブ病でみられます。 24 / 30 24. 猩紅熱では、口腔内病変はみられない。 True False 猩紅熱の口腔内病変として、苺舌が特徴的です。 猩紅熱の口腔内病変として、苺舌が特徴的です。 25 / 30 25. 細菌性赤痢は、4類感染症である。 True False 細菌性赤痢は、3類感染症です。 細菌性赤痢は、3類感染症です。 26 / 30 26. コレラでは、高熱や腹痛を伴う血性下痢が特徴的である。 True False コレラでは、発熱や腹痛を伴いません。また、血性下痢ではなく米のとぎ汁様下痢が特徴的です。 コレラでは、発熱や腹痛を伴いません。また、血性下痢ではなく米のとぎ汁様下痢が特徴的です。 27 / 30 27. 狂犬病の発生は、近年日本において増加傾向である。 True False 1956年以降、日本国内での狂犬病の発症はなく、その後は数件の輸入感染症としての報告があるのみです。 1956年以降、日本国内での狂犬病の発症はなく、その後は数件の輸入感染症としての報告があるのみです。 28 / 30 28. ペスト菌は、グラム陰性桿菌である。 True False 29 / 30 29. ワイル病では、肺炎がみられることが多い。 True False ワイル病は重症型のレプトスピラ症で、黄疸や出血傾向がみられます(黄疸出血性レプトスピラ症)。 ワイル病は重症型のレプトスピラ症で、黄疸や出血傾向がみられます(黄疸出血性レプトスピラ症)。 30 / 30 30. トキソプラズマ症では、不顕性感染はほとんどない。 True False トキソプラズマ症は、感染者の約70~80%が無症状または軽症で経過します。 トキソプラズマ症は、感染者の約70~80%が無症状または軽症で経過します。 あなたのスコアは平均スコアは 80% 0% クイズを再開する
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