感染症 総合問題【一問一答30問】 4章 感染症 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2025.01.13 一問一答の正誤問題全300問からランダムに30問出題されます。 10分程度で感染症の全範囲を復習できます。 全ての範囲を網羅するためには、10回ほどチャレンジしてください。 感染症 一問一答【総合】 1 / 30 1. 猩紅熱では、口腔内病変はみられない。 True False 猩紅熱の口腔内病変として、苺舌が特徴的です。 猩紅熱の口腔内病変として、苺舌が特徴的です。 2 / 30 2. 日本脳炎は予後不良で、後遺症を残すことも多い。 True False 多くは不顕性感染ですが、発症した場合の致命率は20〜40%で、生存しても45〜70%に精神障害などの後遺症が残ります。 多くは不顕性感染ですが、発症した場合の致命率は20〜40%で、生存しても45〜70%に精神障害などの後遺症が残ります。 3 / 30 3. AIDSは、5類感染症である。 True False AIDS(後天性免疫不全症候群)は日本の「感染症法」において5類感染症に分類されています。 AIDS(後天性免疫不全症候群)は日本の「感染症法」において5類感染症に分類されています。 4 / 30 4. ハンセン病は、らい予防法で規制されている。 True False かつてはハンセン病に関する法律(らい予防法)がありましたが、現在ではこの法律は廃止されています。 かつてはハンセン病に関する法律(らい予防法)がありましたが、現在ではこの法律は廃止されています。 5 / 30 5. 黄熱は、原虫感染症である。 True False 黄熱は、黄熱ウイルスによるウイルス感染症です。 黄熱は、黄熱ウイルスによるウイルス感染症です。 6 / 30 6. 伝染性単核球症は、致命率が高く、予後不良である。 True False 予後良好で、2−3週間で自然治癒します。 予後良好で、2−3週間で自然治癒します。 7 / 30 7. C型肝炎の原因は、現在ではほとんどが輸血によるものである。 True False 輸血によって感染するウイルスには、HBV、HCV、HIVなどがあります。現在、国内の血液製剤についてはウイルス検査を実施しているため、C型肝炎に限らず、輸血による血液感染はほとんどありません。 輸血によって感染するウイルスには、HBV、HCV、HIVなどがあります。現在、国内の血液製剤についてはウイルス検査を実施しているため、C型肝炎に限らず、輸血による血液感染はほとんどありません。 8 / 30 8. アメーバ症は、真菌感染症である。 True False アメーバ症は真菌ではなく、原虫の一種である赤痢アメーバによる感染症です。 アメーバ症は真菌ではなく、原虫の一種である赤痢アメーバによる感染症です。 9 / 30 9. 梅毒は垂直感染により、流産、早産、死産の原因となる。 True False 妊婦が梅毒に感染すると、胎盤を介して胎児に感染します(経胎盤感染)。死産、流産、早産の原因となりますが、出生した場合、児に先天梅毒を引きおこします。 妊婦が梅毒に感染すると、胎盤を介して胎児に感染します(経胎盤感染)。死産、流産、早産の原因となりますが、出生した場合、児に先天梅毒を引きおこします。 10 / 30 10. 放線菌症では、感染から1~3週間後に急性糸球体腎炎を起こすことがある。 True False 放線菌症ではなく、猩紅熱の記述になっています。猩紅熱の合併症として急性糸球体腎炎があります。 放線菌症ではなく、猩紅熱の記述になっています。猩紅熱の合併症として急性糸球体腎炎があります。 11 / 30 11. 麻疹では、不顕性感染が多い。 True False 麻疹では不顕性感染はほとんどなく、感染したら90%以上の人が発症します。 麻疹では不顕性感染はほとんどなく、感染したら90%以上の人が発症します。 12 / 30 12. 痘瘡は、現在増加傾向である。 True False 痘瘡(天然痘)はワクチン接種の普及により激減し、1980年にWHOが根絶宣言を出しています。 痘瘡(天然痘)はワクチン接種の普及により激減し、1980年にWHOが根絶宣言を出しています。 13 / 30 13. 水痘は、はしかと呼ばれる。 True False 水痘は、水疱瘡(みずぼうそう)と呼ばれます。はしかは、麻疹のことです。 水痘は、水疱瘡(みずぼうそう)と呼ばれます。はしかは、麻疹のことです。 14 / 30 14. コレラでは、テネスムスがみられる。 True False テネスムス(しぶり腹)は、細菌性赤痢でみられます。 テネスムス(しぶり腹)は、細菌性赤痢でみられます。 15 / 30 15. 軟性下疳の病原体は、原虫である。 True False 軟性下疳の病原体は原虫ではなく、細菌(軟性下疳菌)です。 軟性下疳の病原体は原虫ではなく、細菌(軟性下疳菌)です。 16 / 30 16. 猩紅熱は、インフルエンザ菌による飛沫感染で発症する。 True False 猩紅熱は、A群β溶血性レンサ球菌(溶連菌)による飛沫感染で発症します。 猩紅熱は、A群β溶血性レンサ球菌(溶連菌)による飛沫感染で発症します。 17 / 30 17. 肝ジストマ症は、コイ科の淡水魚の生食で感染する。 True False 生魚に含まれる虫卵がヒトの消化管で孵化し、肝臓に移行して寄生します。 生魚に含まれる虫卵がヒトの消化管で孵化し、肝臓に移行して寄生します。 18 / 30 18. マイコプラズマは、生きた細胞の中でのみ増殖する。 True False マイコプラズマの増殖に、生きた細胞は必要ありません。自己増殖可能な細菌です。 マイコプラズマの増殖に、生きた細胞は必要ありません。自己増殖可能な細菌です。 19 / 30 19. ヘルペスウイルス感染症では、膿疱が形成されることが多い。 True False ヘルペスウイルス感染症では、水疱が形成されることが多いです。 ヘルペスウイルス感染症では、水疱が形成されることが多いです。 20 / 30 20. 炭疽では、高圧酸素療法を行う。 True False 炭疽菌は通性嫌気性菌(酸素があってもなくても増殖する)なので、高圧酸素療法は有効ではありません。 炭疽菌は通性嫌気性菌(酸素があってもなくても増殖する)なので、高圧酸素療法は有効ではありません。 21 / 30 21. 非結核性抗酸菌症の中葉舌区型は、中高年女性に好発する。 True False 非結核性抗酸菌症のうち、右肺の中葉や左肺の舌区(右肺の中葉に相当する左肺の上葉の一部)に生じる型は、基礎疾患のない中高年女性に多く、近年増加しています。 非結核性抗酸菌症のうち、右肺の中葉や左肺の舌区(右肺の中葉に相当する左肺の上葉の一部)に生じる型は、基礎疾患のない中高年女性に多く、近年増加しています。 22 / 30 22. 原虫は、全て経気道的に感染する。 True False 原虫の感染経路は様々ですが、経口感染や蚊などの媒介動物を介した感染が多いです。 原虫の感染経路は様々ですが、経口感染や蚊などの媒介動物を介した感染が多いです。 23 / 30 23. 回帰熱は、コガタアカイエカによって媒介される。 True False 回帰熱は、シラミやダニに媒介されるスピロヘータ感染症です。コガタアカイエカは、日本脳炎ウイルスを媒介する蚊の一種です。 回帰熱は、シラミやダニに媒介されるスピロヘータ感染症です。コガタアカイエカは、日本脳炎ウイルスを媒介する蚊の一種です。 24 / 30 24. 非結核性抗酸菌症は結核同様、隔離入院させる。 True False 人から人への感染性はないので、外来治療が可能です。 人から人への感染性はないので、外来治療が可能です。 25 / 30 25. トキソプラズマは、胎盤を介して胎児に感染する。 True False 妊婦が初感染した場合に胎盤を介して胎児へ伝播して、先天性トキソプラズマ症を引き起こすことがあります。流産・死産となったり、先天性障害(脳内石灰化、水頭症、網脈絡膜炎など)を引き起こすリスクがあるため、妊娠中の初感染には注意が必要です。 妊婦が初感染した場合に胎盤を介して胎児へ伝播して、先天性トキソプラズマ症を引き起こすことがあります。流産・死産となったり、先天性障害(脳内石灰化、水頭症、網脈絡膜炎など)を引き起こすリスクがあるため、妊娠中の初感染には注意が必要です。 26 / 30 26. 梅毒は、垂直感染しない。 True False 梅毒の感染経路は、性感染の他、垂直感染があります。妊婦が感染すると胎盤を介して胎児に感染し、先天梅毒を起こします。 梅毒の感染経路は、性感染の他、垂直感染があります。妊婦が感染すると胎盤を介して胎児に感染し、先天梅毒を起こします。 27 / 30 27. 細菌感染では、好塩基球が増加することが多い。 True False 細菌感染では好中球が増加することが多いです。 細菌感染では好中球が増加することが多いです。 28 / 30 28. 猩紅熱の合併症として、リウマチ熱がある。 True False 猩紅熱の合併症として、リウマチ熱や急性糸球体腎炎があります。 猩紅熱の合併症として、リウマチ熱や急性糸球体腎炎があります。 29 / 30 29. デング熱は、1類感染症である。 True False デング熱は発症しても1週間程度で自然治癒する疾患で、1類感染症ではありません。蚊によって媒介されるため、4類感染症に分類されています。 デング熱は発症しても1週間程度で自然治癒する疾患で、1類感染症ではありません。蚊によって媒介されるため、4類感染症に分類されています。 30 / 30 30. 日本紅斑熱では、盗汗がみられる。 True False 盗汗は病的な寝汗のことで、結核や癌など全身が衰弱するような状態の時にみられます。日本紅斑熱では、発熱、発疹、刺し口(主要三徴候)などがみられます。 盗汗は病的な寝汗のことで、結核や癌など全身が衰弱するような状態の時にみられます。日本紅斑熱では、発熱、発疹、刺し口(主要三徴候)などがみられます。 あなたのスコアは平均スコアは 80% 0% クイズを再開する
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