一問一答でしっかり復習!感染症⑤ 4章 感染症 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2025.01.13 ウイルス感染症①、ウイルス感染症② から一問一答形式で正誤問題を50問出題しています。 簡単な解説をつけていますが、詳細な解説や各疾患の要点は、ウイルス感染症①、ウイルス感染症② を参照してください。 感染症 一問一答⑤ 1 / 50 1. 日本脳炎は予後不良で、後遺症を残すことも多い。 True False 多くは不顕性感染ですが、発症した場合の致命率は20〜40%で、生存しても45〜70%に精神障害などの後遺症が残ります。 多くは不顕性感染ですが、発症した場合の致命率は20〜40%で、生存しても45〜70%に精神障害などの後遺症が残ります。 2 / 50 2. 風疹の発疹は、色素沈着を残し治癒する。 True False 風疹の発疹は、色素沈着を残さず数日で治癒します。一方、麻疹の発疹は解熱後、色素沈着となって1〜2週間ほど残り治癒します。 風疹の発疹は、色素沈着を残さず数日で治癒します。一方、麻疹の発疹は解熱後、色素沈着となって1〜2週間ほど残り治癒します。 3 / 50 3. 日本脳炎は、ノミが媒介する。 True False 日本脳炎は、コガタアカイエカという蚊の一種が媒介します。 日本脳炎は、コガタアカイエカという蚊の一種が媒介します。 4 / 50 4. 亜急性硬化性全脳炎は、結核が原因で発症する。 True False 亜急性硬化性全脳炎は、結核ではなく、麻疹が原因で発症します。 亜急性硬化性全脳炎は、結核ではなく、麻疹が原因で発症します。 5 / 50 5. 急性灰白髄炎では、ほとんどが不顕性感染である。 True False 患者の9割以上は症状が出ず、不顕性感染となります。約5%に発熱、全身倦怠感などの感冒様症状のみがみられます。 患者の9割以上は症状が出ず、不顕性感染となります。約5%に発熱、全身倦怠感などの感冒様症状のみがみられます。 6 / 50 6. ラッサ熱は、東南アジアに多い。 True False ラッサ熱は、媒介動物であるマストミスが生息する西アフリカが流行地となります。 ラッサ熱は、媒介動物であるマストミスが生息する西アフリカが流行地となります。 7 / 50 7. 帯状疱疹は、身体の両側に発症する。 True False 帯状疱疹は、通常、身体の片側に発症します。 帯状疱疹は、通常、身体の片側に発症します。 8 / 50 8. 単純ヘルペスウイルス(HSV)は、垂直感染することはない。 True False 単純ヘルペスウイルス(HSV)の感染経路には、水平感染と垂直感染があります。水平感染は主に接触感染で、垂直感染は主に産道感染です。母親に性器ヘルペスがあると、産道感染により新生児ヘルペスを引き起こし、重症化することがあります。 単純ヘルペスウイルス(HSV)の感染経路には、水平感染と垂直感染があります。水平感染は主に接触感染で、垂直感染は主に産道感染です。母親に性器ヘルペスがあると、産道感染により新生児ヘルペスを引き起こし、重症化することがあります。 9 / 50 9. 黄熱の研究には、野口英世が貢献した。 True False 10 / 50 10. ウイルス性髄膜炎は、細菌性よりも重症である。 True False 一般にウイルス性髄膜炎は、細菌性髄膜炎よりも軽症で予後良好です。 一般にウイルス性髄膜炎は、細菌性髄膜炎よりも軽症で予後良好です。 11 / 50 11. 水痘は、はしかと呼ばれる。 True False 水痘は、水疱瘡(みずぼうそう)と呼ばれます。はしかは、麻疹のことです。 水痘は、水疱瘡(みずぼうそう)と呼ばれます。はしかは、麻疹のことです。 12 / 50 12. 狂犬病は中枢神経系の細菌感染症で、発症後は死亡率100%となる。 True False 狂犬病は、中枢神経系のウイルス感染症です。発症後は死亡率がほぼ100%となります。 狂犬病は、中枢神経系のウイルス感染症です。発症後は死亡率がほぼ100%となります。 13 / 50 13. クロイツフェルト・ヤコブ病は、1類感染症である。 True False クロイツフェルト・ヤコブ病は、5類感染症に分類されています。 クロイツフェルト・ヤコブ病は、5類感染症に分類されています。 14 / 50 14. 進行性多巣性白質脳症では、脱髄がみられる。 True False 進行性多巣性白質脳症の病原体であるJCウイルスが、中枢神経系で髄鞘を形成するオリゴデンドロサイトに感染し、破壊します。 進行性多巣性白質脳症の病原体であるJCウイルスが、中枢神経系で髄鞘を形成するオリゴデンドロサイトに感染し、破壊します。 15 / 50 15. 狂犬病の発生は、近年日本において増加傾向である。 True False 1956年以降、日本国内での狂犬病の発症はなく、その後は数件の輸入感染症としての報告があるのみです。 1956年以降、日本国内での狂犬病の発症はなく、その後は数件の輸入感染症としての報告があるのみです。 16 / 50 16. 風疹は、おたふくかぜとよばれる。 True False おたふくかぜは、流行性耳下腺炎(ムンプス)のことです。風疹は、三日はしかとよばれます。 おたふくかぜは、流行性耳下腺炎(ムンプス)のことです。風疹は、三日はしかとよばれます。 17 / 50 17. 進行性多巣性白質脳症では、感染した脳からネグリ小体が検出される。 True False ネグリ小体は、狂犬病に罹患した動物の脳内で認められる構造体です。 ネグリ小体は、狂犬病に罹患した動物の脳内で認められる構造体です。 18 / 50 18. 麻疹の治療薬に、 アシクロビルが用いられる。 True False アシクロビルは、単純ヘルペスウイルスや水痘・帯状疱疹ウイルスに用いられる抗ウイルス薬です。麻疹に有効な治療薬はないため、解熱剤や鎮咳去痰薬などの対症療法を行います。 アシクロビルは、単純ヘルペスウイルスや水痘・帯状疱疹ウイルスに用いられる抗ウイルス薬です。麻疹に有効な治療薬はないため、解熱剤や鎮咳去痰薬などの対症療法を行います。 19 / 50 19. ウエストナイル熱は、ダニ媒介性疾患である。 True False ウエストナイル熱の病原体はウエストナイルウイルスで、鳥類や蚊に保有されています。鳥類の体内で増殖したウイルスが蚊を介して、ヒトへの感染を引き起こします。 ウエストナイル熱の病原体はウエストナイルウイルスで、鳥類や蚊に保有されています。鳥類の体内で増殖したウイルスが蚊を介して、ヒトへの感染を引き起こします。 20 / 50 20. 単純ヘルペスウイルス感染症には、HPVワクチンが有効である。 True False HPVはヒトパピローマウイルスのことで、多くの種類が知られています。種類ごとに引き起こされる疾患は異なりますが、尋常性疣贅や尖圭コンジローマ、子宮頸癌などの原因となります。HPVワクチンは、子宮頸癌の予防に用いられます。一方、単純ヘルペスウイルス(HSV)は、口唇ヘルペスや性器ヘルペスを引き起こしますが、現在、有効なワクチンはありません。 HPVはヒトパピローマウイルスのことで、多くの種類が知られています。種類ごとに引き起こされる疾患は異なりますが、尋常性疣贅や尖圭コンジローマ、子宮頸癌などの原因となります。HPVワクチンは、子宮頸癌の予防に用いられます。一方、単純ヘルペスウイルス(HSV)は、口唇ヘルペスや性器ヘルペスを引き起こしますが、現在、有効なワクチンはありません。 21 / 50 21. 麻疹には、ワクチンが存在する。 True False MR混合ワクチンに含まれており、定期接種です。 MR混合ワクチンに含まれており、定期接種です。 22 / 50 22. デング熱は、日本での発生は報告されていない。 True False デング熱は東南アジアに多い感染症ですが、2014年に国内での感染が報告されています。 デング熱は東南アジアに多い感染症ですが、2014年に国内での感染が報告されています。 23 / 50 23. 水痘は、空気感染する。 True False 水痘は空気感染の他、飛沫感染、接触感染もあります。感染力が非常に強く、小児に好発します。 水痘は空気感染の他、飛沫感染、接触感染もあります。感染力が非常に強く、小児に好発します。 24 / 50 24. 帯状疱疹では、激しい神経痛を生じる。 True False 帯状疱疹の病原体である水痘・帯状疱疹ウイルスは、神経節に潜伏感染するため、免疫低下による再活性化で皮疹や神経痛様疼痛を引き起こします。 帯状疱疹の病原体である水痘・帯状疱疹ウイルスは、神経節に潜伏感染するため、免疫低下による再活性化で皮疹や神経痛様疼痛を引き起こします。 25 / 50 25. ヘルペスウイルス感染症では、膿疱が形成されることが多い。 True False ヘルペスウイルス感染症では、水疱が形成されることが多いです。 ヘルペスウイルス感染症では、水疱が形成されることが多いです。 26 / 50 26. 急性灰白髄炎では、脊髄の後角細胞が障害されやすい。 True False ポリオウイルスは血流にのって脊髄に到達し、脊髄の前角細胞(=運動神経:脊髄から骨格筋に筋収縮の命令を伝える末梢神経)を破壊します(脊髄前角炎)。 ポリオウイルスは血流にのって脊髄に到達し、脊髄の前角細胞(=運動神経:脊髄から骨格筋に筋収縮の命令を伝える末梢神経)を破壊します(脊髄前角炎)。 27 / 50 27. 急性灰白髄炎には、ワクチンが存在しない。 True False 急性灰白髄炎は、五種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)に含まれています(定期接種)。 急性灰白髄炎は、五種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)に含まれています(定期接種)。 28 / 50 28. 急性灰白髄炎は、ポリオウイルスの血液感染により発症する。 True False ポリオウイルスは主に経口的に感染し、腸の中で増殖します。 ポリオウイルスは主に経口的に感染し、腸の中で増殖します。 29 / 50 29. クロイツフェルト・ヤコブ病の特徴的な症状として、恐水症がある。 True False 恐水症とは、水を飲もうとすると咽頭や喉頭に痛みを伴う痙攣が生じるため、水を恐れるようになる症状で、狂犬病でみられます。クロイツフェルト・ヤコブ病では、進行性の認知症やミオクローヌス(不随意的に起こる筋の突発的な収縮)などがみられます。 恐水症とは、水を飲もうとすると咽頭や喉頭に痛みを伴う痙攣が生じるため、水を恐れるようになる症状で、狂犬病でみられます。クロイツフェルト・ヤコブ病では、進行性の認知症やミオクローヌス(不随意的に起こる筋の突発的な収縮)などがみられます。 30 / 50 30. 痘瘡は、現在増加傾向である。 True False 痘瘡(天然痘)はワクチン接種の普及により激減し、1980年にWHOが根絶宣言を出しています。 痘瘡(天然痘)はワクチン接種の普及により激減し、1980年にWHOが根絶宣言を出しています。 31 / 50 31. ラッサ熱の感染は、マストミスが媒介する。 True False ラッサ熱の病原体ウイルスは、野ネズミの一種であるマストミスが保有しており、尿や唾液中にウイルスが排泄されます。それらと接触することによりヒトへ感染し、ヒトからヒトへ感染が広がります。 ラッサ熱の病原体ウイルスは、野ネズミの一種であるマストミスが保有しており、尿や唾液中にウイルスが排泄されます。それらと接触することによりヒトへ感染し、ヒトからヒトへ感染が広がります。 32 / 50 32. 黄熱は、原虫感染症である。 True False 黄熱は、黄熱ウイルスによるウイルス感染症です。 黄熱は、黄熱ウイルスによるウイルス感染症です。 33 / 50 33. クロイツフェルト・ヤコブ病は、スローウイルス感染症である。 True False クロイツフェルト・ヤコブ病の病原体は異常蛋白であるプリオンです。スローウイルスとは、潜伏期間が長い感染症の病原体(ウイルス)で、遅発性ウイルスともよばれます。代表的なスローウイルス感染症には、麻疹ウイルスによる亜急性硬化性全脳炎や、JCウイルスによる進行性多巣性白質脳症などがあります。 クロイツフェルト・ヤコブ病の病原体は異常蛋白であるプリオンです。スローウイルスとは、潜伏期間が長い感染症の病原体(ウイルス)で、遅発性ウイルスともよばれます。代表的なスローウイルス感染症には、麻疹ウイルスによる亜急性硬化性全脳炎や、JCウイルスによる進行性多巣性白質脳症などがあります。 34 / 50 34. 急性灰白髄炎は、高齢者に多く発症する。 True False 5歳以下の小児に多く、脊髄性小児麻痺とも呼ばれます。 5歳以下の小児に多く、脊髄性小児麻痺とも呼ばれます。 35 / 50 35. ウエストナイル熱は、真菌感染症である。 True False ウイストナイル熱は、ウエストナイルウイルスによるウイルス感染症です。 ウイストナイル熱は、ウエストナイルウイルスによるウイルス感染症です。 36 / 50 36. デング熱は、1類感染症である。 True False デング熱は発症しても1週間程度で自然治癒する疾患で、1類感染症ではありません。蚊によって媒介されるため、4類感染症に分類されています。 デング熱は発症しても1週間程度で自然治癒する疾患で、1類感染症ではありません。蚊によって媒介されるため、4類感染症に分類されています。 37 / 50 37. 水痘は、水痘・帯状疱疹ウイルスが潜伏・持続感染後に再燃した病像である。 True False 水痘ではなく、帯状疱疹の記述です。水痘は水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染により発症します。 水痘ではなく、帯状疱疹の記述です。水痘は水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染により発症します。 38 / 50 38. 帯状疱疹の病原体は、ムンプスウイルスである。 True False 帯状疱疹の病原体は、水痘・帯状疱疹ウイルスで、水痘の病原体と同じです。ムンプスウイルスは、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の病原体です。 帯状疱疹の病原体は、水痘・帯状疱疹ウイルスで、水痘の病原体と同じです。ムンプスウイルスは、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の病原体です。 39 / 50 39. 進行性多巣性白質脳症は、ムンプスウイルスの感染症である。 True False 進行性多巣性白質脳症は、JCウイルスの感染症です。ムンプスウイルスの感染症は、流行性耳下腺炎です。 進行性多巣性白質脳症は、JCウイルスの感染症です。ムンプスウイルスの感染症は、流行性耳下腺炎です。 40 / 50 40. 帯状疱疹では、末梢神経の走行と一致して身体の片側性に水疱が出現する。 True False 水痘・帯状疱疹ウイルスはヘルペスウイルスの一種で、神経節に潜伏・持続感染し、宿主の免疫低下などで再活性化して小水疱や神経痛様疼痛などを引き起こします。 水痘・帯状疱疹ウイルスはヘルペスウイルスの一種で、神経節に潜伏・持続感染し、宿主の免疫低下などで再活性化して小水疱や神経痛様疼痛などを引き起こします。 41 / 50 41. 急性灰白髄炎は、一惻下肢の弛緩性運動麻痺をおこす。 True False ポリオウイルスは血流にのって脊髄に到達し、脊髄の前角細胞(=運動神経:脊髄から骨格筋に筋収縮の命令を伝える末梢神経)を破壊します(脊髄前角炎)。その結果、筋収縮ができず弛緩性麻痺を引き起こします。 ポリオウイルスは血流にのって脊髄に到達し、脊髄の前角細胞(=運動神経:脊髄から骨格筋に筋収縮の命令を伝える末梢神経)を破壊します(脊髄前角炎)。その結果、筋収縮ができず弛緩性麻痺を引き起こします。 42 / 50 42. 狂犬病では、脳の海綿状変化が特徴的である。 True False 脳の海綿状変化とは、脳組織がスポンジ状に変化するもので、クロイツフェルト・ヤコブ病でみられます。 脳の海綿状変化とは、脳組織がスポンジ状に変化するもので、クロイツフェルト・ヤコブ病でみられます。 43 / 50 43. 風疹では、口腔粘膜のコプリック斑が特徴的である。 True False 口腔粘膜のコプリック斑は、麻疹でみられる特徴的な症状です。 口腔粘膜のコプリック斑は、麻疹でみられる特徴的な症状です。 44 / 50 44. 尋常性疣贅は、HIVの感染によって起こる。 True False 尋常性疣贅は、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染によって起こります。HIVは、ヒト免疫不全ウイルスのことで、感染により後天性免疫不全症候群を引き起こします。 尋常性疣贅は、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染によって起こります。HIVは、ヒト免疫不全ウイルスのことで、感染により後天性免疫不全症候群を引き起こします。 45 / 50 45. 黄熱は、日和見感染により発症する。 True False 黄熱は、日和見感染ではありません。アフリカや南米などで流行しており、旅行者が罹患することもあります。 黄熱は、日和見感染ではありません。アフリカや南米などで流行しており、旅行者が罹患することもあります。 46 / 50 46. 水痘では、不顕性感染が多い。 True False 水痘では、不顕性感染は少ないです。水痘ウイルスに感染すると、約80%が発症します。 水痘では、不顕性感染は少ないです。水痘ウイルスに感染すると、約80%が発症します。 47 / 50 47. 急性灰白髄炎では、痙性麻痺を起こす。 True False 脊髄の前角細胞(=運動神経)が破壊された結果、筋収縮ができず弛緩性麻痺を引き起こします。 脊髄の前角細胞(=運動神経)が破壊された結果、筋収縮ができず弛緩性麻痺を引き起こします。 48 / 50 48. 麻疹では、不顕性感染が多い。 True False 麻疹では不顕性感染はほとんどなく、感染したら90%以上の人が発症します。 麻疹では不顕性感染はほとんどなく、感染したら90%以上の人が発症します。 49 / 50 49. 風疹は、不顕性感染はほとんどない。 True False 風疹は、15〜30%程度不顕性感染があります。 風疹は、15〜30%程度不顕性感染があります。 50 / 50 50. 麻疹は、妊娠初期の妊婦が感染することで児の先天性疾患をおこす。 True False 妊婦が麻疹に感染しても、胎児への影響はほとんどないといわれています。ただし、妊娠中に麻疹に感染すると重症化しやすい傾向があるので、注意が必要です。一方、風疹は妊娠初期の妊婦が感染することで、児に先天性風疹症候群を引き起こすことがあります。先天性風疹症候群では、先天性心疾患や難聴、白内障などを伴います。 妊婦が麻疹に感染しても、胎児への影響はほとんどないといわれています。ただし、妊娠中に麻疹に感染すると重症化しやすい傾向があるので、注意が必要です。一方、風疹は妊娠初期の妊婦が感染することで、児に先天性風疹症候群を引き起こすことがあります。先天性風疹症候群では、先天性心疾患や難聴、白内障などを伴います。 あなたのスコアは平均スコアは 88% 0% クイズを再開する
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