【生理学】ホルモンをクイズで総復習！医療系学生のための○×トレーニング85問

成長ホルモン（GH）は、負のフィードバック機構により分泌が調節されています。GHの血中濃度が増加すると、これが視床下部からの成長ホルモン放出ホルモン（GRH）の分泌や下垂体からのGHの分泌を抑制し、GHの血中濃度を一定に保ちます。

アドレナリンは、交感神経の興奮により分泌が促進されます。

成長ホルモン（GH）は、血糖値を上昇させる作用を持ちます。GHは、インスリン感受性の低下や糖新生促進により、血糖値を上昇させます。

プロラクチンは下垂体前葉から分泌されるホルモンです。下垂体から分泌されるホルモンは全てペプチドホルモンです。

アルドステロンは、主に電解質に対して作用を持つミネラルコルチコイドです。グリコーゲン合成作用は、糖質コルチコイドであるコルチゾールの作用です。

TRH（甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン）は視床下部から分泌され、下垂体前葉に作用してTSH（甲状腺刺激ホルモン）の分泌を促進します。

甲状腺ホルモン（T₃およびT₄）の血中濃度が上昇すると、負のフィードバック機構により視床下部からの甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン（TRH）および下垂体からの甲状腺刺激ホルモン（TSH）の分泌が抑制されます。

GH（成長ホルモン）は、下垂体前葉から分泌されます。下垂体後葉からは、オキシトシンやバソプレッシン（抗利尿ホルモン）が分泌されます。

コルチゾールは、副腎皮質から分泌されます。

アドレナリンは、アミン型ホルモンです。

グルカゴンは、グリコーゲンの分解を促進します。グリコーゲンの合成を促進するホルモンには、インスリンがあります。

バソプレッシンは、血漿浸透圧上昇により分泌が促進されます。

サイロキシンは、甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンです。甲状腺ホルモンは、アミン型ホルモンです。

パラトルモンは、腎臓でのビタミンDの活性化作用を持ちます。

排卵誘発作用はLHによるものです。FSHの主な作用は卵胞の発育です。

コルチゾールは、糖新生を促進し、血糖値を上昇させます。

甲状腺刺激ホルモン（TSH）は、下垂体前葉（下垂体前部）から分泌されます。甲状腺から分泌されるのは、主に甲状腺ホルモン（T₃、T₄）です。

プロラクチン（PRL）は性腺機能を抑制します。具体的には、ゴナドトロピン放出ホルモン（GnRH）の分泌を抑制し、結果としてゴナドトロピン（性腺刺激ホルモン：LHとFSH）の分泌を減少させ、性腺の機能を抑制します。

ACTH（副腎皮質刺激ホルモン）は下垂体前葉から分泌され、副腎皮質に作用してコルチゾールの分泌を促進します。

サイロキシン（T₄）は、甲状腺から分泌されます。副甲状腺からは、パラトルモン（PTH）が分泌されます。

FSHは卵胞刺激ホルモンで、卵胞の成熟を促進します。黄体形成ホルモンは、LHです。

ANP（心房性Na利尿ペプチド）は、心房から分泌され、血管拡張や利尿作用を持ちます。骨髄での赤血球の成熟を促進するホルモンは、エリスロポエチンです。

レプチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンで、摂食を抑制するように働きます。

パラトルモンは、血中カルシウム濃度の低下により、分泌が促進されます。血中カルシウム濃度が上昇すると、分泌が抑制されます。

甲状腺ホルモンは、負のフィードバック機構により分泌が調節されています。甲状腺ホルモンの血中濃度が増加すると、これが視床下部からの甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン（TRH）および下垂体前葉からの甲状腺刺激ホルモン（TSH）の分泌を抑制します。その結果、甲状腺ホルモンの分泌が低下し、血中濃度が一定に保たれます。

細胞内の受容体に結合するのは、ステロイドホルモンや甲状腺ホルモンなどの脂溶性ホルモンです。アドレナリンは水溶性であるため、細胞膜上の受容体に結合します。

性ホルモン（エストロゲン、テストステロンなど）は、ステロイドホルモンに分類されます。

LH（黄体形成ホルモン）は、下垂体前葉から分泌され、性腺（卵巣や精巣）の機能を調節します。

甲状腺ホルモンは、肝臓でのコレステロール合成抑制やコレステロール分解促進、また血中コレステロールの細胞内への取り込み促進などの作用により、血中コレステロール濃度を低下させます。

コルチゾールは炎症反応を抑制する（抗炎症）作用があります。